通年講座を受講している方むけの講座ですが、一般参加も受け付けております。
ご興味のある方はぜひご参加ください。
前回の通年講座(第四回)から、自分の中でも外でも音読を中心に勢いよく世界が広がっていて、数日前から、その世界の広がりを書き留めてます。その中から少し形を変えて抜粋。
音読家 講師 小林
・音読するテクストは、参加が決まった方に個別にお知らせします。
・当日の内容
注 意:猫がいます。アレルギーの方はご相談下さい。
ご興味のある方はぜひご参加ください。
前回の通年講座(第四回)から、自分の中でも外でも音読を中心に勢いよく世界が広がっていて、数日前から、その世界の広がりを書き留めてます。その中から少し形を変えて抜粋。
ある本。ある文章。あるテクストを、声に出して読むとき。ぼくはそのテクストと自分なりの関わり方を探している。だから相性はあるし、それを見極めることは重要だ。出会ってすぐに好きになり、声に出すこと心地よくて仕方がないテクストがある。そういう本は誰にでも一冊はあると思う。ぼくにとっては、こうして声に出して読むことが、最も書かれたものに接近することなんですが、これがどうも他の人とは全然違っているらしい。そういうことを知ったのは「音読が嫌いだった」という大谷さんのおかげで、音読を聞いてもらうのも好きだけど、音読の楽しさを一緒に味わえるなら、音読の面白さを一緒に語れる人が増えるわけで、ぼくにとってこれほどありがたいことはありません。
まったく反対の本もある。何度読んでも、どうやっても好きになれず、意味もろくろくわからない。スッカスカの手応えに何かがすり減っていくような気持ちになる。そういうときぼくは、なんどもなんども声に出す。疲れたら黙って読む。本を枕にふて寝する。お腹に抱えてぼーっとしてみる。そうしてふともう一度声に出してみると、今まで見たことのない表情がそっと顔をだすときがくる。指一本。爪の先ひとつ、そのテクストに触れられる。その一点をたよりに、かすかな手応えを壊さないように、音を鳴らす。気を抜くと迷子になってしまいそうな緊張感。何をどうやっても心地よさを外す気のしない本を読むのと全く違うその感覚が、やっぱりぼくは好きだ。
自分とテクストの関わり方。声と言葉の関係。生身の体とテクストの向こう側にしかいない作者との交差。この面白さを一緒に経験していけるような講座。になるように、精一杯頑張ろうと思います。
・音読するテクストは、参加が決まった方に個別にお知らせします。
(必要な場合は音読する箇所をデータ等でお送りします)
※音読してみたいテクストがあれば、持ち込み歓迎いたします。
・当日の内容
1ミニレクチャー
-テクストの声を鳴らす音読のための言語観
-音読と朗読の違い
-音読しやすい本、しにくい本
-テキストの声に迫る声の出し方
2テクストと関係を築きながら声を鳴らす時間(各自)
3音読を披露、感想など共有。
3音読を披露、感想など共有。
注 意:猫がいます。アレルギーの方はご相談下さい。
定 員:2名程度
参加費 :3,000円
昼食代込。
昼食代込。
主 催:大谷隆、小林健司
お申込:kkenjik@gmail.com (小林) まで
お名前
電話番号
遠隔参加希望の場合はその旨
その他何かあれば
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電話番号
遠隔参加希望の場合はその旨
その他何かあれば
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